ポジティブ法とネガティブ法、効果的なのはどっち!?

さっくり言うと

  • 力を出す時、筋肉が収縮するか伸びるかの違い。
  • 科学よりも、一流のプロ選手を参考にせよ。
  • ネガティブワークはほぼ無視して良い。

詳しく言うと →

詳細

ある程度、上級者になってくると、
自然に出てくる疑問。

バーベルやダンベルを上げ下げする時、
どちらのタイミングでより鍛えられているのか、
そして、どういう工夫をすれば、
より効果的に効かせることができるのか。

本動画では、そもそも、

ネガティブ動作とポジティブ動作とは何か?

ということに始まり、

現在の科学について、
そして裏ワザ的な、
へんてこトレーニングまで、
盛りだくさんです。

そもそも、ポジティブ、ネガティブって???

筋トレ用語で、Positive (P)とNegative(N)
という言い方がされることがあります。

これは、

P = 上げる時、収縮させながら
N = 下ろす時、伸ばしながら

という風に言い換えることもできます。

例えばアームカールなどの場合、
ダンベルを上げる時、上腕二頭筋は収縮しながら力を発揮します。
なのでこれはポジティブ動作。

逆に下げる時は、収縮した状態から戻されながら、伸びながら
力を発揮するので、ネガティブ動作と呼ばれ。

他の動画にもあるように、
ポジティブ時にスピードを極限まで速くするのは、
「速筋を鍛える」という意味で非常に重要。

太くなりやすいのは遅筋ではなく、
速筋だからです。

逆にネガティブ時は早く戻してしまっていいのか?
という疑問ですが、
結論から言うと、「そんなに気にしなくてもいい」
という事になります。

昔はネガティブ法も結構取り入れていたけれど、
アメリカに行って、一流のボディービルダーの
トレーニングメニューをずっと観察するなかで、
ネガティブを意識している人はほとんどいない

という結論にいたりました。

もちろん、ポジティブの後に、
ヘビーデューティー
と言って、戻すときにがっと押して
負荷を上げるという方法もあるけれど、

最終的にベーシックは、
どんな一流選手でも、
ポジティブワークのみ。

10年経てば、科学はデタラメだったと分かることも

僕も、27年くらいボディービルダーやってる。
10年たったら科学がデタラメになるということはよくあるので、
科学を信頼しすぎるのではなく、

「今のトップの人が何をしているのか?」

に注目するべきです。

例えば、アーノルド・シュワルツェネッガー
40年前に活躍し、7回世界チャンピオンに。

今から考えると、
その当時の科学は、笑うほどデタラメ。
もし、当時にタイムスリップしたなら、
科学者でなく、アーノルドに聞くのが正解で、
一番間違いがありません。

逆に言うと、今の科学も、間違っていることだらけかもしれない。

科学的な実験結果のデータなどもいろいろ出てきますが、
被験体者が100~200人くらいの規模だったり、
期間も1年~2年と比較的短めのスパンだったり。

それと比較して、
世界中の世界中のボディービルダーやアスリートが
何十年という歴史をもってやってきた積み重ね、
どっちが信憑性があると思いますか?

世界のトップクラスの人は、
ネガティブワークを重視している人がほとんどいない。

ということは、現象として、
筋肉を太くするにはポジティブワーク
が効果的であると、言っても過言ではないでしょう。

たまには変なこともやってみる

とはいえ、たまにいつもと違うワークを取り入れるというのは、
意味があります。

筋トレというのは、
筋肉が必要ですよという擬似環境を作ってあげることです。

しかし同じことをずっとつづけていると、脳にバレてしまい、
これは嘘の作られた環境じゃないかと体が反応してしまうこともある。

なので、
理に適っていないトレーニングをたまにやる
というのは、
体を混乱させるという意味で効果があるのです。

ということは、
旅行とかで1回見ただけの人の情報はあてにならない。
とも言えます。
ずっと長く観察し続けるということも大切です。

だいたい3ヶ月で細胞が生まれ変わるので、
2~3ヶ月同じことをやっていると
体は麻痺して慣れてきます。

そうすると、
2日続けて同じトレーニングしたり、
短時間じゃなくて、長時間、わけの分からない
サーキットみたいなことをしたり。

1回や2回、変なメニューでわざとやることもあります。

その一環として、ネガティブ系を重視したものを
取り入れてみるというのならいいでしょう。

ただ、ネガティブは怪我の原因になりやすいので
注意が必要です。。
負荷を上げやすく、靭帯とか腱とかに負荷がかかるのです。

とにかく大切なのはポジティブワーク。

現象としては、
ほぼネガティブを考えないトレーニングでいい。

というのが一流プロの観察から得られた結論です。

youtube動画

一言コメント

こんな話を聞いたことがあります。

ボディービルダーたちは、よく、

「ジムにはバーベルを上げに行くのではなく、下ろしに行く。」

と言うことがある、と。

要するにここでは、
ポジティブではなくネガティブに集中せよ、
ということが言われています。

今回の北島達也先生の動画とは正反対です。

私自身も、
これと同じ概念を、

「エキセントリック収縮」と「コンセントリック収縮」

という表現で理解していました。

エキセントリック収縮が、伸ばしながら = ネガティブ
コンセントリック収縮が、縮ませながら = ポジティブ

に対応します。

そして、どちらかというと、
エキセントリックに意識を向けていました。

なのでこの動画タイトルを見た時は、
てっきり逆のことを言うのかと思ってしまいました。

なので混乱しています。

北島式マッスルキャンプのDVDでも、
実演動画で、
ヘビーデューティーに近いネガティブ系のワークを
紹介している場面も見られました。

ただ、一流選手の観察結果からいうと、

「現象論として」ポジティブが基本

ということなのでしょう。

個人的には、科学的なデータもある程度信用してもいいかなと思っているので、
自分でやるときは、ポジティブ時はできるだけ速く、
ネガティブ時はスピードよりも筋肉を意識してしっかりと、
という感じで実践しています。

どうせなら、意識したほうが効果的であるだろう
という前提のもとで。

ただ、北島先生の言う、

「科学は10年もしたらデタラメになるかもしれない」

というのも、共感できます。

なので、一番大切なのは、
実際、そのトレーニングメニューを行うと、
自分の体はどう変化するのか、
どんな体感の違いがあるのかを感じながらやるのがいいと思います。

個人的には、
アームカールでかなり重めの重量で下ろす時をゆっくりにしてみたり、
腹筋などをシットアップでなくレッグレイズにして、
同じく下ろすときに意識を集中するというやり方は、
効果が感じられたので採用しています。

みなさんはどうでしょうか?
いろいろ試してみてください。

これもワークアウトの楽しみの一つだと思っています。

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