科学を過信するな!|科学的トレーニングと筋肥大

さっくり言うと

  • 運動生理学の分野は『100%完璧』ではない。
  • 科学と実績のバランスが大切。
  • 一番確実なのは、その時代の第一線のプロに学ぶこと。

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科学だからといって、100% 正しいとは限らない。

「北島さんに筋トレ習ってて、理論とかすごい語れるんですけど、科学的な根拠とかデータの数値とか、そういったのってすごい大事になってくるんですか、筋トレ?」

基本的に筋肉をおっきくするっていうのは科学が必要なんですけども。ただここで使う科学っていうのは運動生理学とか生理学なんですけども。その分野っていうのは100%完璧じゃないんですよ。ですから、科学の根本の簡単な知識っていうのは絶対必要なんですけども。科学だけに偏ってしまうのも結構危険なので。科学と今までの、例えば世界で一番すごい体のな人が何をやっているかっていうそういう実績と、科学のバランスが大事ですね。

「やっぱり筋力がこうなったらこうなるとかそういったことを学ぶっていうか、ただ闇雲に回数を多くやればいいとかそういうものではないっていうことですか。」

そうですね。本当に簡単な科学で言うと、例えば紙に火をつけるっていう科学があるじゃないですか。それは化学反応で、酸素がある状態で乾いた紙に火をつければ燃えますよね。それが燃えなかったらなんらかの欠陥があるわけじゃないですか。化学反応としてなりたっていないってことが。たとえば紙が濡れてれるとか、風が吹いてて火が消えてしまうとか。あと、部屋に酸素がなかったりとか。なんかしらの理由がありますよね。それと同じで、基本的な科学を知っていれば、筋肉のトレーニングをして、筋肉を育たない時に何か理由があるはずだって理由を探ることができるわけですよね。
ですから科学っていうのは、大まかに全体を通して知らなきゃいけないんですけども。ただ細かく科学をどんどん追求していくと、今の運動生理学でも、実際現役でやっている人も認めると思うんですけど、100%正しくはないんですよ。

今実績を残している人達のトレーニングを真似しろ!

例えば例に挙げると僕はアーノルド・シュワルツェネッガーっていう俳優がすごい体をしているところからボディビルを始めるきっかけになったんですけど。あの人は40年以上前の世界チャンピョンなんですけど。40年以上前の運動生理学っていったら今聞いたら絶対駄目なんですよね。もうすべてが間違っているって言ってもおかしくないぐらいひどいもので。
でもあの当時のアーノルド・シュワルツェネッガー体は、今の科学だけでも作れないほどすごい体をしているんです。ということは、もし今40年前にタイムスリップして、その当時の科学だけを信じて頭でっかちになってたら絶対筋肉は発達していないんですよね。アーノルド・シュワルツェネッガーのやってるトレーニングを真似してやっていれば今の科学でも説明がつかないくらい発達してもおかしくない訳ですよ。それを今の現代に置き換えると、じゃあ今の科学を、今の方がかなり分析されて正確にはなってきてはいるんですけど。これから30年からみたら今の科学はなんかしら間違ってると思うんですよ。その時に何をじゃあ今やった方がいいかって考えると、今ある科学をベースに今実績を残している人達のトレーニングを真似したりとか、実際に自分達がやって、おっきくなってる現象を見て、うまく融合していくことが大事になっていきますね。

細かい知識を追求するのではなく、根本原則を学べ!

科学に基づいているものじゃなければ基本的にはほとんど間違いなんですけども。科学に基づいていろんなパターンでやっているわけですね。ただここでいう科学っていうのはあまりにも細かいところまで追求していくと、結局そのデータは間違っている可能性もあるので、ある程度大雑把な科学力を持ったうえで経験が大事っていうことで。
また科学を全く無視してでたらめなトレーニング方法っていっぱいあるので、そういうのには騙されないようにしてほしいですね。ですからまずトレーニングを始めるときにすごい重要なのは、ちゃんとした知識を自分で分かったうえでトレーニングを始めるっていうのは。トレーニングを始めようっていって今日からバーベルを持つ人より、逆にトレーニング、何が大事なのかっていう勉強から入ってもいいくらいですね。勉強から入った方がむしろ後々になって早く伸びるってことはありえます。
なんでその筋肉がつくのかっていうのは、防衛本能もあるから。っていうことは100年たってもおそらく間違いじゃないんですよね。だけど、例えばミトコンドリアがエネルギーを作ってるとかそういうのは、もしかしたら今は常識でも間違っている可能性はあるんだぞと。ですからその辺のことは浅くざっくり覚えていけばいいってことですね。
科学というか現象学っていうのかな。

結局そもそもなんでそれが起きるのかっていう単純物理であり、単純現象っていうことですね。科学って言ったらもう科学だけど、科学とまで言わないくらいの範囲でやった方がいいっていうのがありますね。後は知らない程度の感じで新しい知識を入れていって、取り入れていくといいんじゃないかなっていう。栄養学っていうのはそこそこ役に立つものもあって、栄養学はそこそこ身に付けていって。それに科学っていうのも、そもそも論のベースプラス、ちょっと占い感覚で新しい科学を試し試し入れるっていうのが一番。
一番参考になるのは、今現役で一番いい体をしている人のトレーニングっていうのは一番参考になるっていうのはありますね。それがアメリカのアーキっていうだんとつトップだったんで、アメリカの一番いいところに行って育ったんで、生で見てやっぱりやったことで、はっきりその体になってる人たちっていうのを目の前で見てるのでそのトレーニングをその人たちに教えてもらって。そういう感じだろうな。

大枠の中、そもそも論っていう感じで、人間ってなんで腹筋がつくの、なんでここがつくのって考えたときに、そこのベースの考えがあれば。

科学っていうか理屈があっているかっていうことが大事なんですよ。理屈があっているかですね、結局。科学っていうのは、新しい科学の知識っていうのはこれがこうでこうでこうですよって暗記じゃないですか。暗記じゃなくて、それは星占い程度にとどめておいて、ちょっと楽しみとして取り入れてみて、効果があればっていうことで。理屈がはっきりしているかっていうことですね。理屈が通っているかっていうのが一番大事です。科学っていうより理屈だって。筋が通っているかっていうより理屈が透っているかどうか。

その理屈のベースを作ればいいってことですね。

そうですね。だから今やっているトレーニングの理屈を全部説明できなかったら全部やらないほうがいいっていういことでね。このトレーニングは何をやるにしても全部理屈を一から説明していく。理屈が説明できないことはやらない。なぜならそれはギャンブルだから。ギャンブルはしたくないです。やったものは確実に自分のものにしたいんで。確実なものにしか手を出さない。

youtube動画

一言コメント

筋トレをしばらく続け、慣れてくると、
より効率よく筋肥大をさせるにはどうしたらいいか?

と、自分でも考えるようになります。

そしていろいろ知識を仕入れてみると、
中には矛盾していることも多かったり。

本に書かれている通りにやってみても、
イマイチ効果がなかったり。

いろいろやってみるものの、
どれを信じたらいいのかわからなくなることもありました。

そんな中、最近は、
やはり最後は、
「自分の体がどう変化するか」
をしっかり観察して、
自分基準で工夫していくのが正解だなと思えるようになりました。

それと同時に、
まだ自分で判断がつきにくい最初の頃は、
一流のボディービルダーや凄く良い体を作り上げている身近な人
などのトレーニングに学ぶというのも有効ですね。

そうこうしているうちに、
細かい技術的な方法論とは別に、

“変わらない原則”

みたいなものも存在するんだなと思うわけです。

そういう原則をしっかり学んだ上で、
一流のボディービルダーから学んだり、
自分の体の反応をフィードバックして、
体を作り上げていくものなんですね。

そう思うと、
トレーニングというのは、
楽しい作業です。

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